「打ったばかりの土間がまだら…これ失敗?」コンクリートの色むらが出る理由

洗い出し仕上げと土間コンクリートを組み合わせた外構

「土間ができたのはいいけど、色がまだらでムラがある。これって失敗じゃないの?」

新しく打った土間コンクリートやモルタルを見て、こう不安になるお客様は少なくありません。一面きれいに仕上がると思っていた所に、濃い部分と薄い部分があると、手抜きを疑いたくなる。その気持ちは、よく分かります。

ただ、その色むらの多くは、失敗でも手抜きでもありません。コンクリートやモルタルという材料が、もともと色のばらつきを抱えているからです。

四街道・佐倉・千葉周辺で外構を手がけてきた現場目線で、なぜ色むらが出るのか、どんな色むらなら気にした方がいいのかを、正直にお話しします。

コンクリートやモルタルの色むらは、自然なことが多い

コンクリートもモルタルも、セメントと砂、砂利、水を混ぜて作ります。プラスチックのように工場で均一に色をつけた製品ではなく、自然の材料の集まりです。

同じ配合で練っても、その日の気温や湿り気、乾くまでの早さで、表面の色は少しずつ変わります。早く乾いた所は白っぽく、ゆっくり乾いた所は濃いめに残る。これが、まだらに見える正体のひとつです。

新品の土間にうっすら濃淡があるのは、めずらしいことではありません。色むらは、自然素材を使っていることの裏返しでもあります。

同じ材料でも色が変わる、現場の事情

日向と日陰で乾き方が変わる土間コンクリート

広い面を一日で打つと、最初に均した所と最後に均した所では、乾き始める時間がずれます。建物や塀の陰になる部分は乾きが遅く、日の当たる部分は早い。同じ材料でも、この差で色は変わります。

実際、広い駐車場の土間を打ったあと、「奥だけ色が濃い」とご連絡をいただいたことがあります。見に行くと、奥は建物の陰で乾きが遅く、その分だけ濃く残っていました。材料も施工も問題はなく、乾き方の差でした。

ほかにも、面積が大きくて打設が二日に分かれたとき、材料を仕込んだロットが違うとき、コテで仕上げる水の引き具合が場所で違うとき。こうした現場の事情が重なって、濃淡として表に出ます。

時間が経つと、色むらはなじんで目立たなくなることが多い

打ち立ては濃淡がはっきり見えても、コンクリートは乾いて落ち着くまでに時間がかかります。表面全体が乾いて白っぽく落ち着いてくると、最初に気になった濃淡が薄れていく。これはよくあることです。

さきほどの駐車場も、しばらく様子を見ていただいたら、ほとんど分からなくなりました。

だから、打った直後の色だけで「失敗だ」と決めなくて大丈夫なことが多いです。乾いて落ち着くころには、印象が変わります。

洗い出しや化粧仕上げは、むしろ表情として出る

表面の石を見せる洗い出し仕上げは、石の出方や種類で表情が変わります。一枚の面の中で濃い所と淡い所ができるのは、欠陥ではなく、その仕上げの持ち味です。

均一なタイルとは違う、自然な石の風合いを楽しむ仕上げ。色の揺らぎも込みで選んでいただいています。実際の仕上がりは千葉市の玄関アプローチ施工事例でも写真付きで紹介しています。

気にした方がいい色むらもある

とはいえ、すべての色むらが問題ないわけではありません。次のようなものは、一度見てもらった方が安心です。

  • 白い粉のような跡を伴う色むら(白華と呼ばれる現象)
  • ひび割れと一緒に出ている、濃い筋
  • 表面がポロポロ取れて、明らかに弱くなっている所

ただの乾きムラなのか、白華やひびを伴うものなのか。ここの見分けが肝心です。白い粉が気になるときは、ブロック塀の白華の記事も参考になります。

色を均一にしたいなら、事前の相談で決められる

どうしても色を揃えたい、というご希望もあります。その場合は、コンクリートそのものの色を直すのではなく、上から塗装や着色をする方法があります。

自然な風合いを生かすか、塗装でそろえるか。これは仕上がりの好みの問題で、どちらが正しいというものではありません。打ってから「思っていた色と違う」とならないよう、着工前に仕上げの方向を相談しておくと、お互いに安心です。

よくあるご質問(土間コンクリートの色むら)

Q. 打ったばかりの土間コンクリートの色むらは失敗ですか?

A. 多くの場合、失敗でも手抜きでもありません。色むらの多くは、コンクリートが乾く速さの違いによって生じる自然な現象です。日なたと日かげ、風の当たり方、広い面を打つときの時間差などで、同じ土間でも色に濃淡が出ます。

Q. 土間コンクリートの色むらは時間がたつと消えますか?

A. 乾いて全体が白っぽく落ち着いてくると、目立ちにくくなることが多いです。ただし必ず消えるとは限らず、うっすら残ることもあります。打った直後の色だけで判断しないのがおすすめです。

Q. 気にした方がよい色むらの見分け方は?

A. 色の濃い・薄いのムラだけなら、様子見でよいことがほとんどです。一方で、白い粉(白華)を伴う・ひび割れと一緒に濃い筋が出ている・表面がポロポロ取れて弱くなっている——こうしたサインがあるときは、一度見てもらうと安心です。

Q. 色むらは強度(丈夫さ)に関係しますか?

A. 色むらの多くは見た目の話で、コンクリートの強度そのものに関わることはほとんどありません。色が残るかどうかと、しっかりしているかどうかは別のことです。

Q. 色を均一にそろえることはできますか?

A. どうしても色を揃えたいときは、コンクリートそのものの色を直すのではなく、上から塗装・着色をする方法があります。自然な風合いを生かすか塗装でそろえるかは、仕上がりの好みで選べます。着工前に方向を相談しておくと安心です。

気になったら、写真を撮って相談を

土間コンクリートやモルタルの色むらは、写真で見せてもらえると状況が分かりやすいです。濃い所と薄い所が分かるよう、少し引きで撮ると伝わります。

UNITE GROUPでは、四街道市を拠点に、土間コンクリートや外構まわりの工事・ご相談に対応しています。色むらが気になる、相談の前に普通かどうか知りたい。そんなときも、遠慮なくお尋ねください。


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